昨年度より、美術系の大学や専門学校等への進学、また将来、クリエイティブな仕事に
就きたいと考えている生徒などを対象とした、『「デッサン(描写)」を学ぶ講習』が
美術科の河合先生により、行われています。
毎週土曜日の放課後、本校の美術教室で行われており、様々な演習をこなしながら、
デッサンの仕方を基本からマスターしていきます。この日は、高校2年生が学期末考査
1週間前であるため、高校1年生と高校3年生の生徒たちが講習を受けていました。
デッサンは、ほとんどの美術系の大学や専門学校の受験に必要とされ、また、
クリエイティブな仕事に就きたいと考えている生徒も、デッサン力を身につける
ことは大切です。今年度は、生徒の進路にあわせてマンツーマンに近い環境で、
河合先生がご指導くださっています。
ひとりの高校3年生の生徒は、紙を使った『立体の表現』の練習に取り組んでいました。
この生徒は、ものづくりに特化したクリエイターになることも視野にいれており、
「受験の対策でもあるが、ものを作ること自体が好きなので、とても充実した時間を
過ごしています。」と語ってくれました。
そして、先生は、
「日常生活において常に(作品に向き合っていない時間も)、様々なものを観察し続けて!」と
熱心に話されました。
この講習を通して技術と感性を磨き、生徒たちには、それぞれの将来の夢を叶えてほしいものです。