卒業生メッセージ

行事や部活動を通して自信が高まっていった中学時代。特待生を目指し、勉強に対する意識も大きく変化 金光大阪の魅力は、先輩・後輩と一緒に活動する機会がたくさんあり、その関係性の中で成長できるところです。私が「変わったな」と最初に感じたのは中3の時。どちらかといえば引っ込み思案な性格でしたが、テニス部のキャプテンを務めることになり、後輩が楽しめるよう配慮しながら接するうちに、人から頼ってもらえるように。文化祭などの行事で、自分の意見をしっかりと伝えられるようにもなりました。同じ時期に、勉強に向かう姿勢も変化。高校の特待生になることを目標に、1日1回は必ず机に向かうことを習慣化。苦手科目を克服し、特待生になれたことで、自分に自信を持てるようになりました。高校時代では、放送部での活動が印象に残っています。体育大会の伝統演目、高3男子「エッサッサ」では、放送部が整列の掛け声など重要な役割を担うので緊張しましたが、何とかミスなく終えることができました。失敗を恐れずに行動することの大切さを学ぶ機会になったと思います。高校でも、毎日机に向かう習慣は継続。塾に行かない代わりに、応用問題にも取り組むようにしていました。実力アップのベースになっていたのは授業です。特に苦手意識があった現代文は、先生に教えていただいた問題への向き合い方や読解のポイントを実践してスムーズに読めるようになったことで、大きく伸ばすことができました。大学受験に向けては、日々の授業を大切にすることで、一定以上の評定をキープすることを心がけました。

挑戦するという選択ができたのは、維持してきた評定平均と、先生の勧めで英検2級を取得していたからこそ メディアについて学びたいとの思いから、上智大学文学部新聞学科を志望。ただ、学校推薦型選抜に挑むことを決めたのは、課題提出期限の1カ月前でした。出願要件は評定平均と英検2級。中学時代に英検を受けていて本当に良かったです。課題のレポートは、時間がない中でもテーマに関連した専門機関や知り合いの研究者に取材した上で作成。二次試験に向けては、1日に一つ、自分でテーマを考えて小論文を書きました。大学受験をあらためて振り返ると、合格できたのは、中高6年間を金光大阪で過ごしたからこそだと感じます。将来にも活きる地道に努力する力、挑戦する姿勢を身につけることができました。これからの目標は、メディアのコンテンツをプロデュースすること。さまざまなメディアに関する知識を深め、進むべき方向を見極めていきたいです。

関西学院大学 文学部村上 皓紀さん摂津市立千里丘小学校出身

先生の言葉を素直に受け止め取り組んだ課題と情報収集が、志望大学合格の支えに 進路実現につながったものの一つは、中学時代に身につけた基礎学力。宿題にしっかりと取り組んで良かったと思います。また高校時代、先生の助言で早期に情報収集をしたことで、志望大学が早くに決まり、受験勉強をスムーズに進められました。模擬国連部での活動も大いに役立ったと感じます。英語で書く・聞く力が鍛えられ、成績を伸ばすことができました。

関西外国語大学 外国語学部吉田 芽生さん高槻市立富田小学校出身

中学時代の授業と課題が、「空港で働く」という夢に一歩近づく原動力になりました 中学生の頃は、小テストや定期考査でもなかなか良い点を取れなかったことを覚えています。そんな私が高校で成績を伸ばせたのは、毎日の宿題や課題をやり遂げることで、勉強習慣が身についたから。また、中学の英語の授業のおかげで、得意ではなかったものの、英語が大好きになりました。金光大阪で養った地道に努力する姿勢を活かし、夢の実現を目指します。

京都産業大学 文化学部中 真吾さん高槻市立五領小学校出身

勉強と部活動、両方を頑張れたのは意欲をかきたてる仲間がいたから。部長経験を活かし総合型選抜を突破 中学は野球部、高校は競技かるた部と、部活動に熱中した6年間。勉強合宿で皆が真剣に取り組んでいる姿を見てモチベーションがアップし、普段の生活でも両立を心がけることができました。総合型選抜のプレゼンテーションでは、競技かるた部の部長を務め、伝えることの難しさを痛感した経験がプラスに。相手の立場に立ち、わかりやすいよう工夫することができました。