10月22日(月)に、先日収穫した稲の脱穀作業を行ないました!
干しておいた稲を準備して、まず脱穀の方法を学びます。
今回は脱穀機を使いました!足でペダルを踏んで回転筒を回し、もみと稲ワラに分離させます。そしてできたもみと細かい稲ワラの山から、稲ワラをしっかり取り除いていきます。
選別作業は大変であり、「昔は子どもたちがみんなやっていたことなんだよ」と聞いた生徒達は驚いていましたが、慣れてくると楽しみながら作業をしていました!
また、稲ワラを使った注連縄の作り方をはじめとして、脱穀により生み出されたもみ以外の部分の使い道なども学びました。
稲は捨てるところのない作物であり、昔から日本人は稲作によって文化を培ってきました。一つのものが出来上がるまでには様々な行程があります。様々なものが比較的簡単に手にはいる現代だからこそ、このような「文化」を実際に体験し、実感をもって知識としていく事が肝要なのでしょう。
生徒たちにとっては「非日常」ながらも日本人の大切な歴史と文化。苦労したからこそ実感できることを、これからも大切にしていってほしいと願います。