強風の寒い数日を抜け、今日はいいお天気。温度も15度ぐらいで、室内では半袖で過ごす生徒もいます。
こちらの写真は、午前中のKONKO 1クラスが「何か」をした後に達成感いっぱいでしゃべっているシーンです。いい顔ですね。
KONKO2クラスは、昨日のミュージアム訪問を受け、マオリの方達のmoko-トライバルパターン(Tribal pattern:種族のアイデンティティを表す模様。タトゥーや木彫りに使われています)を勉強しました。これは模様に色を塗っているところです。
この時、なぜか一人がクリスマスソングを鼻歌で歌い始めました。ニュージーランド人のロビン先生には笑いながら「Why? It’s August!」と突っ込まれていましたが、北半球に住む私達には何となく理由が分かります。だって、冬なんですもの!冬と言えばクリスマス!ですよね。(こちらの人にとっては、サンタはサーフボードに乗っているらしいですよ。)この感覚の違いも、来てみて分かる異文化ですね。
さて、KONKO1はというと・・・
教室にイスを増やし、緊張して何かを待っているようです。何を待っているかというと・・・。
一気に人が増えたのが分かりますか?ダン先生が他のクラス(一般の方のクラス)に声をかけて、スピーキングの練習ができるように招待してくれたのです。
ルールは、1組2分、テーマに沿ってTalkingをする。それだけです。2分過ぎたら、うちの生徒が1つずつ隣のイスに移動し、新しいペアで話をします。さあ、30分途切れなく続くTalking!頑張りましょう!
開始直後は、「緊張」が服を着て座っているような雰囲気で、どうなることかと思いましたが、ペアの相手の方が積極的にリードしてくれて、話を続けることができました。
そのうちに、生徒達も波に乗ってきて、声も大きく、身振り手振りも大きくなり・・・
相手をして下さった生徒さん達は、この活動のためにわざわざ「こんにちは」「さようなら」を日本人の生徒さんに教えてもらってきていたようで、私にも日本語で挨拶をして下さいました。こういう活動を通して、自分たちにまだ欠けている「心配り」も学んでくれたらな、と思います。
午後は本格的に、HakaとPoiの練習に入りました。
男子はHaka
これは、戦いや試合の前だけでなく、お葬式など相手へのrespectの気持ちを表すことが何よりも大切です。
お葬式でされたHakaの動画を見てから、歌詞の練習と動きの練習を少しやりました。これから、ホストファミリーや先生方への思いを伝えられるようにもっと練習しないとね。
女子はPoiです。
今年は、去年の先輩達が作ったPoiを使わせてもらい、練習に時間をかけるようです。ロトルアでやったときより、もっと上手くできるように、こちらも練習練習!です。
今回は、こちらの授業についてレポートを書きました。