7月1日(金)~5日(火)(1団)、7月2日(土)~6日(水)(2団)の日程で高校2年生北海道修学旅行が実施されました。道東(十勝・網走・釧路)、道央(旭川)方面を中心に観光し、最終日には小樽へも足を延ばし、散策しました。実施に当たっては、大阪府のガイドラインに沿って、新型コロナウイルス感染防止対策をしっかりと行いました。北海道の大自然、普段接することができない動物たちとの出会い、クラスメイトとのかけがえのない時間を満喫し、アイヌ民族の歴史など様々な北海道の歴史も学ぶことができた充実した修学旅行でした。
<1日目>
伊丹空港から空路で北海道へ。初めて飛行機に乗る生徒が多く、緊張の面持ちでしたが、クラスメイトと過ごす5日間への期待が大きく、ワクワクが止まらない様子でした。健康チェックも問題なしでした。
(新千歳空港)
北海道の夏も暑かったです。しかし、大阪のジメジメとした暑さではなく、とても心地よかったです。
(ノーザンホースパーク)
まずは新千歳空港からバスで20分ほどのところにあるノーザンホースパークに来ました。昼食後、施設散策や各種アトラクションで楽しみました。変わり自転車に乗る生徒、引き馬に乗る生徒、バスケットボールやテニスをする生徒など、それぞれの生徒が班別で自由に楽しみました。
(十勝サホロリゾート)
ホテルではクラスメイトと楽しく過ごせたようです。ビュッフェスタイルでお腹いっぱい食事を味わい、夜には、天体観測を楽しみました。あいにくの曇り空であきらめかけましたが、予定の時間になると急に雲が消えて、満天の星空が生徒たちを歓迎してくれました。
<2日目>
本日も曇り空でしたが、時折晴れ間がのぞき、ちょうどよい気候でした。
出発前にホテル前の広場で団集合写真を撮りました。
(アウトドアクッキング)
メニューは「チーズチキングリルとパンケーキ」でした。みんなで協力して食材のカットや火起こしなど、担当を決めて作業にあたりました。校外学習でカレーライスを作った経験から、なかなか手際よく調理をしている班が多かったようです。自分たちで作った食事を外で楽しく食べることができて大満足でした。
(アクティビティ)
事前に希望したアクティビティごとに分かれて、バスで移動しました。どの体験も北海道ならではのものばかりで、「楽しかった」の声が多く聞かれました。
<3日目>
クラス別選択コースでの活動です。事前に各クラスの修学旅行委員がクラスの意見を集約し、決定したコースです。残念ながら、2団は雨の影響で予定の変更を余儀なくされたクラスが多かったですが、JTBの皆さんが対応してくださり、変更したコースもしっかりと楽しめたようです。釧路方面を選択したクラスは、閉まっている店が多く、予定していた食事ができなかったようですが、楽しい笑い話にできたようです。
(網走湖荘)
海鮮料理が自慢の温泉旅館でした。豪華なセットメニューで食べきれない生徒が多かったです。貸し切りの大浴場にみんなで入りました。露天風呂もあり、旅の疲れを癒しました。
<4日目>
少し疲れも出てきましたが、みんな元気です。今日は終日、観光です。網走湖がとても綺麗に輝いていました。
(硫黄山)
硫黄のニオイにびっくりしている生徒が多かったです。
(摩周湖)
1団は快晴、2団は濃霧と明暗分かれました。
(阿寒湖)
散策と買い物で楽しく過ごしました。アイヌコタンへの移動の際は、阿寒湖沿いの散歩道を通って景色を楽しみました。
(イコロシアター)
講演を聞かせて頂き、アイヌ民族の歴史を学びました。私たちの身近なところにアイヌ民族ゆかりのものが存在し、共存していくことの大切さを学べた講演でした。また、アイヌ舞踊も鑑賞しました。独特の楽器の音色が心に響き渡りました。
(OMO7旭川by星野リゾート)
最後の夜は、星野リゾートで過ごしました。食事会場は、舞踏会が行われそうな旭川最大の宴会場でコース料理を食べました。映えデザートもあり、アッという間に時間が過ぎていきました。さすがと思わせる部屋の内装もいい思い出になったのではないでしょうか。
<5日目>
最後の朝、最終日ということで少し寂しそうにしている生徒もいました。
(小樽散策)
修学旅行最後の観光として、小樽運河付近で班別行動を行いました。最後に豪華な海鮮丼や寿司を食べた生徒もいたようです。たくさんお土産を買い込んで、空港へと向かいます。
(新千歳空港)
5日間お世話になったガイドさん、運転手さんに御礼を伝え、お別れしました。
(最後に)
まだまだ新型コロナウイルス感染拡大が不安視される中での実施でしたが、生徒たちはマスク着用・消毒・黙食などのルールを守って修学旅行に臨んでくれました。たくさんの北海道の方々と接し、たくさんの思い出ができた5日間でした。生徒たちの感想で一番多かったのは、「クラスのみんなで過ごせた時間が本当に大切な思い出になりました。」という言葉でした。驚き、感動、笑い、涙と今回の修学旅行でしか味わえないたくさんの経験を今後の学校生活に生かしてほしいと思います。
※マスクを外している写真は感染対策を施した上、声を出さずに撮影しています。